飛行機をハイジャックした場合の罰則
旅客機などを含む、飛行機をハイジャック(強奪)する行為が禁止されているのは周知のことですが、日本では航空機の強取等の処罰に関する法律(ハイジャック防止法)において明確に定められています。
強奪行為
脅迫、暴行などの行為を用いて、人を抵抗不能の状態にし、航空中の飛行機を強奪、運航を支配した人は、無期 又は7年以上の懲役に処されます。
ハイジャック防止法 第1条
強奪行為の予備
上記に挙げた飛行機を強奪する行為の目的で、予備をした人は3年以下の懲役。強奪の予備を実行前に自首した場合は、刑を減軽、又は免除されます。
ハイジャック防止法 第3条
針路阻害
偽り、威力などを用いて航空中の飛行機の針路を変更、又は正常な運航を阻害した人は、1年以上 10年以下の懲役に処されます。
ハイジャック防止法 第4条
殺害行為
飛行機の強奪する際に、人を死亡させた人は、死刑 又は無期懲役に処されます。
ハイジャック防止法 第2条